技能者が建設キャリアアップシステムに登録すると「建設キャリアアップカード」というICカードが発行されます。
このカードを現場に入ったときにカードリーダー等でタッチして実績を積み重ねていくわけです。

 

カードの色とレベル分けについては、建設キャリアアップシステムにおける能力評価制度（レベル判定）のページにて解説しておりますのでご参照ください。各レベルに応じて建設キャリアアップシステムカードの色も変わってくることになります。

建設キャリアアップシステムカードの有効期限と更新

建設キャリアアップシステムカードは原則として、発行から１０年間の有効期限となります。（申請時に６０歳以上の方は１５年、本人確認書類未提出の場合は、２年）

 

なお、レベル判定を受けてレベルアップしたカードを受け取る場合もカードの更新と言います。同じ言い方ですが、全く同じ物を受け取るか色が変わったカードを受け取るかの違いがあります。

 

そして、レベルアップ以外の場合だと、自動車の運転免許証よりも有効期間が長い物なのでどうしても途中で問題が発生することがあります。

 

建設キャリアアップシステムカードの再発行が必要なケース

長く利用していると色々なことがあると思います。紛失した場合も含めて、カードの再発行が必要なケースを考えてみましょう。

こんな場合はカードを再発行する必要が出てきます。再発行には早くても１ヶ月程度の時間がかかりますので、紛失や破損の場合はもちろん、カードリーダーを読み込みにくくなって来たりした場合も、早めに手続きをした方がいいでしょう。

建設キャリアアップシステムカードの再発行手続きの流れ

再発行の手続きについては、大きく２つの流れがあります。
①技能者ＩＤとパスワードが分かる場合
②技能者ＩＤとパスワードも分からない場合
①の場合は再発行まで３週間～５週間ほど（システム上は１～２ケ月と表示されます。②の場合は、プラス１～２週間ほどかかるとお考え下さい。

手続きの流れとしては、②のケースで書いていきます。①の方は最初の手順を省略するだけです。
１，建設キャリアアップシステムのお問い合わせフォームからＩＤ・パスワードの問い合わせをする
２，システムからＩＤ・パスワードを受け取る
　※ここまで②の方だけ。（１週間～２週間程）
３，建設キャリアアップシステムのお問い合わせフォームからカードの再発行依頼をする

４，技能者ＩＤでシステムにログインして、360カード再発行→10支払へと進んで、支払いを完了させる
５，カードの再発行
という流れになります。
最初の問い合わせから返答があるまで１週間以上期間が空くことが普通です。返事がないからと言って焦らずお待ちください。２週間たっても何の音さたもない場合は、再度連絡をした方がいいかもしれません。

建設キャリアアップシステムカードの再発行にかかる費用

カードの再発行に際してかかる費用は、システムの方で再発行手数料が１，０００円かかります。

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